こんな症状には要注意!

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死亡原因に多い病気の初期症状

「がん」の初期症状

「がん」の原因は悪性新生物(悪性腫瘍)なので、身体の様々な部位に出現します。
表皮付近の臓器、たとえば舌がんや乳がんはしこりができる、皮膚がんはいびつなほくろや皮膚からの出血など、目に見える予兆があります。
しかし、内蔵に関わるものは、そうはいきません。
膀胱がんや前立腺がんは、排尿の回数が多くなる、あるいは排尿しにくかったり痛みがある、という前兆があります。
これらの症状が出た場合は要注意です。
飲み込みにくさを感じたら、咽頭がんや喉頭がん、食道がん、甲状腺がん、といった病気の予兆である可能性があります。

「がん」は遺伝しないのが定説ですが、「がん」になりやすい体質は遺伝することがあるので、気になる方は定期的に検査を受けることも検討した方が良いかもしれません。

「心疾患」の初期症状

「心疾患」にかかわる痛みには特徴があります。
生活習慣から起こりやすい虚血性心疾患には、のどや旨を締め付けられるような感覚、あるいは、重い荷物を背負わされているような重圧感があります。
心臓が左側にあることから、左肩や左腕、左腕前に痛みを感じることが多いです。
痛みが2~10分程度で収まる場合、狭心症である可能性があります。
30分以上続く場合は心筋梗塞の可能性が高く、冷や汗や吐き気も併発します。
突然脈が早まってドキドキして苦しくなるが、突然にして治まる、という症状は、頻脈性の不整脈である可能性があります。
起こる頻度や症状の続く時間の長さで治療方法は異なります。
痛みだけでなく、動機や息切れ、倦怠感、むくみなどは心不全が疑われる症状です。
これらの症状を感じたら、できるだけ早く医師に相談をするようにしましょう。


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